主として着底式や浮遊式の海洋構造物の試験に使用します。
潮流水槽この水槽では潮流発生装置により水槽水を水平に回流させ、さらに造波装置と送風装置を併用して、風、波、潮流の混在する海象状況を再現することができます。水槽の中央底部に深いピットがあり、緊張係留浮体(TLP)やライザー管の性能試験もできるよう考慮されています。
水槽の寸法 | 開水路長さ55m×幅8m×深さ3m(水深2.5~05m) 中央に長さ5m×幅4m×深さ2.5mのピットを装備 |
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潮流発生装置 | 軸流ポンプ最大出力250kW、最大流速0.5m/s |
造波機 | ブランジャ式ACサーボモータ駆動、最大出力33kW 規則波、不規則波発生可能、 最大波長10m、最大波高45cm |
送風装置 | 最高風速5m/s、上下・左右回転可能 |
主な計測機器 | 6自由度運動計測装置 強制動揺装置 波力測定装置(6分力計) |